
本日、テリー・ファンクが亡くなったというニュースが入ってきました。
体調が悪いという話は聞いていたので、とうとうこの日が来たかという感じです。この7/2に79歳の誕生日を迎えたばかりだったようで、WWEのサイトにその時の写真もありましたが、敢えて痩せた姿を載せることもないでしょう。私にとって、一番見慣れたテリーの写真は冒頭のものでした。
テリー・ファンクといえば、私の世代、その少し上の世代が子供のころは、そこらのアイドルよりも人気がありました。「スピニング・トーホールド」のイントロは「スカイハイ」に匹敵するぐらいの知名度ではなかったかと思います。
その人気を決定づけたのは、やはりザ・ファンクス対ブッチャー、シーク組のオープンタッグでの試合が決定的でしたね。ブッチャーがテリーの腕にフォークを突き立てるシーンは、今ではテリーが考えたと言われていますが、当時は本当にショッキングでした。
世界最強タッグでの衝撃的なスタン・ハンセン全日登場の相手もファンクスでしたし(これもテリーが引き抜いたとか)、その後、ハンセンの「テキサスの化石になれ!」という言葉に象徴されるハンセン、ブロディとの抗争も印象に残っています。
その人気は引退試合での「フォーエバー」の絶叫でピークを迎え、鶴田のAWA世界戦でのレフェリーでのドタバタ、引退撤回から復帰後のややダーティなイメージ、戦場をインディーに移したあとのデスマッチ路線に続きます。見方によっては往生際が悪いとも言えましたが、それぞれの舞台で必死に頑張る姿は結局ファンの心を掴んだのではないかと思います。
多くの外国人レスラーがいましたが、彼ほど愛されたレスラーは数えるほどしかいないでしょう。
私にとって、さらに印象深いのは、下のリンクで記事にもしていますが、アマリロの自宅(近く)まで行ったことですね。
-「アマリロと言えば・・・」会ってもらえたかどうかはわかりませんが、あの時、「日本から来た」と言わなかったのが、本当に悔やまれます。
RIP
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- 2023/08/24(木) 16:12:16|
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日本武道館で開催されたメガデスのコンサートに行ってきました。
今回のコンサートは、メガデス、というかデイヴ・ムステインにとって、30年ぶりの雪辱を晴らす公演ということが発表されており、特別なことがあるかもしれないという期待もあって、1月にチケットを確保しました。
大方の予想通り、唯一自分からメガデスをやめたメンバーであるマーティ・フリードマン(日本在住)がゲスト出演するということで、否が応でも期待は高まります。
私のとっても、メガデスを見るのは新宿厚生年金会館(たぶん97年)以来、武道館に来るのもかなり久しぶりです。
私の席は、二階席のかなり上の方だったのですが、ショウへの期待もあって、最初から最後までずっと皆立ち上がったまま。席が小さいので、立ち上がらないと狭くて仕方ないという事情もありますが(笑)
バンドの演奏はとてもタイトで、改めてバンドの充実ぶりを感じましたが、やはりメガデスは、デイヴ・ムステインのバンド。スクリーンにメンバーが映されないため、その表情は見えませんでしたが、MCからは、なんとなくデイヴの機嫌のよい感じは伝わってきましたね。
以前は、ブロンドのハンサムだけど、不機嫌な貴公子というイメージでしたが、年を重ねて、落ち着いた王様になったという感じでしょうか。ところどころに挟まれるMCでは、観客への感謝、世界中の皆が見ている(配信されている)こと、今夜は特別な夜なんだということが強調されていました。
ショウも終盤となり、スクリーンに往年のマーティの姿が流れた後に、「Countdown to Extinction」の演奏がスタートし、そこにマーティが呼び込まれて、トリプル・ギターによるメガデスが始まりました。

飛び出してきたマーティは、赤と黒のベストを着ていて、在籍時を思い出させますが、同時に私が思ったのは、「マーティ、足細っ」(笑)。
メンバーの表情は見えませんでしたが、きっと嬉しそうな顔をしていたのだろうなと思います。マーティのMCが聞きたかったという気持ちもありますが、3曲弾き倒した後、デイヴとハグをして退場。あっという間の歴史的瞬間でした。
スラッシュ四天王と言われますが、やはり私にとっては、メガデスが一番だなぁということを改めて感じた夜でしたね。

そして、スーツ姿のサラリーマンは、会場を出て駅まで戻ると普通の町の風景となってしまい、さっきまで頭を振っていた人だとは気づかれないのが哀しいですね(笑)
(セットリスト)
Prince of Darkness (song played from tape)
1. Hangar 18
2. Dread and the Fugitive Mind
3. The Threat Is Real
4. Angry Again
5. Soldier On!
6. Sweating Bullets
7. Trust
8. Conquer or Die!
9. Dystopia
10. A tout le monde
11. Countdown to Extinction (with Marty Friedman)
12. Tornado of Souls (with Marty Friedman)
13.Symphony of Destruction (with Marty Friedman)
14. We'll Be Back
15. Peace Sells
Encore:
16. Holy Wars... The Punishment Due
My Way (Claude François song) (Sid Vicious version)
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- 2023/02/28(火) 14:12:22|
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久しぶりすぎる更新で、やり方を忘れてしまっていました(汗)
さて、先週、2/10の金曜日、大雪警報に怯えながら、ZEPPダイバーシティ東京へ行って来ました。
お目当ては、NEMOPHILA初のワンマンツアー、「Seize the Fate」ツアーのファイナルです!ライブは、2019年に家族3人で出かけた(その時点では最後の来日だった)KISS@東京ドーム以来ですね。
これまで何度かチケット購入を試みたのですが、ことごとく落選し、ようやく参戦が叶いました。

このバンドとの出会いは、コロナでの自粛期間中にYouTubeで観たIRON MAIDENのカバー動画でした。
最初は「カッコいいな~」ぐらいにしか思っていなかったのですが、そこから80年代のメタルを中心にいろいろなカバーがアップされるたびに欠かさず見るようになり、通販で発売されたオリジナルのシングルを購入したり、海外からアルバムを取り寄せたり、すっかりファンになってしまいました。
このバンドの魅力は、Mayuさんのスクリームを含めたヴォーカルの力、それを支える楽器隊の演奏力、時にキャッチ―で、時にヘヴィな楽曲はもちろんなのですが、なんと言っても、皆楽しそうに演奏しているところです。
学生時代からの仲良しさんが組んだバンドではないので、もちろんいろいろな背景や思惑はあるのでしょうが、それでも演奏することが楽しいという雰囲気が伝わってきて、「あ~、自分もバンド組んでれば良かったなぁ」なんて、いい年をして感じさせられたりしました(笑)
で、肝心のライブですが、本当に楽しかったです!
Mayuさんの声もとても気持ちよく出ていましたし、曲間のほんわかしたMC(酒呑み話)、「N-E-M-O-P-H-I-L-A」の人文字、グダグダのコールアンドレスポンス、むらたたむさんのY字バランスなどなど、あっという間の2時間でした。
最後の曲という紹介から「OIRAN」が始まり、「あーこれで終わりなんだ」と悲しい気持ちがこみ上げてきましたが、曲が終わると、なんとあの曲のイントロが流れてきました!
ツアーファイナルの今日を特別な日にしたい、というMayuさんの言葉とともに始まったのは「Life」!
私にとって、そして、きっと多くの人にとって、NEMOPHILAで一番大切にしたい名曲です。最近仕事で思うようにいかないことも多いのですが、この曲にどれだけ励まされたことか。もうイントロを聞くだけで涙が止まりません。
Mayuさんのインスタにも「やっとこの曲が完成した」というコメントがあったのですが、私たち観客の声もしっかりとバンドに届いていたようです。
3月にはUSツアーにも出るようで、ママさん二人を擁するバンドなので大丈夫かな?とも心配になりますが、ダラスにも行くみたいなので、美味しいテキサスバーベキューを食べてきて欲しいですね(笑)
当日限定のステッカーももらいました!

(セットリスト)
1. Seize the Fate
2. 雷霆 -RAITEI-
3. 炎天 -ENTEN‐
4. Back into the wild
5. Waiting for you
6. Rock'n'Roll Is?
7. STYLE
8. 徒花 – ADABANA –
9. now I here
10. NEMOPHILA quartette メドレー
さくらさくら~Rollin'Rollin'~HYPNOSIS~MONSTERS
11. ZEN
12. Night Flight
13. SORAI
14. DISSENSION
(Encore)
15. Soaring~to be continued~
16. REVIVE
17. OIRAN
18. Life
こちらのOTOTOYのレポートがとてもよくまとまっていて、当日の雰囲気が出ているな~と思いました。
NEMOPHILA、極寒の東京で実現した最高に熱い一体感―OTOTOYライヴレポ
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- 2023/02/13(月) 19:30:00|
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