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【読書】守りつつ攻める企業 BCG流「攻守のサイクル」マネジメント

事業のライフサイクルをどうマネジメントするか?

守りつつ攻める企業 ―BCG流「攻守のサイクル」マネジメント守りつつ攻める企業 ―BCG流「攻守のサイクル」マネジメント
(2011/06/10)
井上潤吾

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【目次】

序 章 あなたの会社は守り一辺倒になっていないか
第1章 「攻守のサイクル」マネジメント
第2章 守りの本質
第3章 攻めの本質
第4章 よい攻め
第5章 優良企業の条件
――攻めつつ守り、守りつつ攻める


【どんな本?】

 著者は、ボストン・コンサルティングのパートナー&マネージング・ディレクターである。

 英語のタイトルは“THE BCG WAY MANAGING THE ATTACK AND DEFENSE CYCLE THROUGH INNOVATION AND KAIZEN”となっており、こちらの方が内容をよく表しているかもしれない。

 本書では、事業のライフサイクルをどうマネジメントしたらよいか、その方法が提示されている。
 簡単に言うと、成熟から衰退の段階は「守り」であり、そこではカイゼンが重要な活動になる、そして、誕生から成長の段階は「攻め」であり、イノベーションがカギになる、ということだ。

 本書の比重は、日本企業が弱いとされるイノベーションの部分にかかっているが、本書が面白いのは、イノベーションに発見について書かれている部分である。

 それは、メガトレンド×技術資産で原石を発見するというBCGのアプローチと、オープン・イノベーションを活用する、というものである。
 そして、イノベーションを発見するための方法は、個人レベルにまで落とされ、イノベーション思考の特徴、創造性を喚起するための工夫(身体状態、環境など)やBCGの思考ツールが述べられている点である。これらは、仕事術や発想法といったビジネス書に書かれていてもおかしくないような内容となっている。

 内容的には、一般化され過ぎている感もあるが、「うちでもやったけど、うまくいかなかったよ。」という意見を言う前に、そういう会社の方には、本当に徹底して実行されていたのかどうか、本書をもとにして再検証してはどうですか?と言いたい。

 本書は、閉塞感のある日本企業に向けて書かれており、震災後という時期も重なり、日本企業の復活に対する著者の熱い気持ちが感じられた。

【本書のキーワード/キーフレーズは?(大事なこと3つ)】

・事業ライフサイクル・マネジメント
・守り=カイゼン
・攻め=イノベーション

【行動計画!(読み終わったら何をしよう?)】

・事業を、ライフサイクルの視点で分類する
・メガトレンドを意識する

複数事業を統括されている立場の方にオススメです。

守りつつ攻める企業 ―BCG流「攻守のサイクル」マネジメント守りつつ攻める企業 ―BCG流「攻守のサイクル」マネジメント
(2011/06/10)
井上潤吾

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テーマ:オススメの本 - ジャンル:本・雑誌

  1. 2011/06/29(水) 12:03:46|
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