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娘のこと、家族のこと、読書記録など、日常のふとしたことを記録していきたいと思います。

『誘拐』

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以前購入した『本の雑誌』の事件ノンフィクション特集で、古典として挙げられていました。

この事件は、私が生まれるより10年ぐらい前の話なのですが、なんとも悲しい話でした。

ただ、貧困や差別など、計り知れない不幸があったとしても、そして、犯行を認めた後でどれだけ悔い改めたとしても、いきずりの4歳の子どもを誘拐するというのは、許すことができませんでした。

いや、正直に言うと、幼い頃からの境遇などを考えると、犯人に同情してしまいそうな自分もいるのですが、もしその事件が自分の家族に起こったことだったらと想像してしまうと、同情などしてはいけない、と思うのです。

本事件に言及したサイトなどを見ていると、犯人の母親のコメントなどもあり、それらを読むと、ますます辛くなってきます。

犯人が完全に悪人として描かれていればこんな気分にはならなかったと思うのですが、世の中、そんな単純なものではなく、それをしっかりと描いている点が古典たる所以なのかもしれません。

非常にいたたまれない気分になった一冊でした。


誘拐 (ちくま文庫)誘拐 (ちくま文庫)
(2005/10/05)
本田 靖春

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テーマ:ノンフィクション - ジャンル:本・雑誌

  1. 2014/06/30(月) 20:45:00|
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